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「出る杭を育てる?企業で女性が輝くための学生支援?」が学生支援GPに採択

 平成20年度「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)」に本学のプログラム「「出る杭」を育てる?企業で女性が輝くための学生支援?」が採択されました。

<1>プログラムのねらいと概要
 本プログラムは、大学入学後の早い時期から女性のライフスタイルを意識させることにより、企業への就職、さらに管理職への昇進をめざす学生への早期支援を行うものです。具体的には、①OG就活ネットワークと②就職アドバイザーによる企業と学生のマッチングを行い、女性のキャリアパスのモデルを築いていきます。③働く力の証明となる「就活パスポート」を大学が発行し、また④企業とタイアップしてキャリアセミナーを開講して、女性が働き続ける力、さらに管理職に必要な意識と実行力を養成します。これらにより、就活する学生を直接に支援するとともに、将来、指導的な地位で活躍する女性(「出る杭」)を社会に送り出します。


<2>いま、日本社会が必要とする女性リーダー
 日本は、高い教育?科学?産業の水準に比べて、ジェンダー後進国といわれ、指導的地位(管理職など)に占める女性の割合は10.1%と欧米の1/4にとどまっています。20年4月、男女共同参画本部では「女性の参加加速プログラム」を決定し、2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%とするという数値目標を掲げ、このことが「多様性に富んだ活力ある社会に向けて」必須のことであると提言しています。実際、女性が進出している企業は成長しています。


<3> キャリア教育と就職支援への期待
 本学の在学生や卒業生のアンケート調査によれば、キャリア教育や就職活動支援の強化への期待が強いことがわかります。また、新入生の調査では、企業での総合職、事務職、専門技術職、海外部門などへの志向が強まっています。


<4> 学ぶ力と働く力のタイアップ
 本プログラム「出る杭を育てる」は、このような声に応え、女性の指導的地位への進出を阻む壁を突破するための学生支援を、学外との連携によって実行する、新しい試みです。すでにスタートしている「お茶の水女子大学論」や現代GP「科学的思考力と表現力で築く私の履歴書:キャリアレポート放送局」などのキャリア教育?女性リーダー育成の教育プログラムと連動し、学ぶ力と働く力をもった女性「人財」を育てていきます。 


<5> 「出る杭」とはどんな人?
 「出る杭」とはどのような人でしょうか。
 リコーソフトウエア会長であり、本学の物理学科の卒業生である、國井秀子さんをモデルに説明します。Harvard Business Reviewの6月号では、「逆転の人材開発論」というタイトルの特集を組み、そこで國井さんは、自分のキャリア形成を振り返り、物理学からITへの転進、ベンチャーの起業、リコー研究所長からマネジメントへの転身という、人生に3つの転機があったと語っています。
 既成のモデルや考え方に呪縛されず、未開拓の分野に挑むことで、自身のキャリアを成長させてきたことがわかります。私たちの考える「出る杭」とは、確かな学ぶ力とともに、「しなやかな発想」と「忍耐強さ」をもった人財であり、このような人が、これからの技術と社会を革新していくことでしょう。國井さんは、このような出る杭を育てるには、職場や家庭の環境が重要であることを指摘しています。
 「出る杭」が、米国社会にもあるといわれる「ガラスの天井」(見えない壁)を打ち破っていくことが期待されます。


<6> 4年間のプランです!
 プログラムは、20年度後半から23年度まで4年間にわたって実施されます。今年度は、就活アドバイザー(キャリアプランナー、常勤)の設置やOG(卒業生)のデータベース作成などのシステムづくりから開始します。ご期待ください。

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